チャリンコキャッチャーシリーズ (商標登録済み)
とま輪くん (商標・意匠登録済み)
1.置き型
2.埋め込み型
富士とま輪 (商標登録済み)
1.置き型
倒連隊 (商標・意匠登録済み)
1.現在試作中
2008 年の道路交通法の一部改正に伴い、幼児2人同乗タイプの開発が進み、より安全性の高い自転車が販売されている。しかしながら、自転車の重心位置は車軸よりも上にあるため常にバランスが不安定であり、乗車する人の感覚により安定する。そこで当社は、駐輪時の転倒に対する安全性について検討した。
1.自転車機能
1) 幼児2人同乗タイプ、いわゆる2人乗り・3人乗りなどは自立スタンドの幅広、もしくは多軸(3輪・4輪)車の開発により、従来型より安定している。
2) 多軸車は、特殊型自転車として取り扱いされるので対象外とする。
3) シティー車及び実用車(ママチャリ)にあっては、従来の規格で製造されていると思われるので、駐輪時の安定性は変わらないと判断する。
4) 自転車自身で、駐輪時の安定性を高めようとすれば、自転車の車重を重たくするか、もしくは自転車の全幅を広くするかの対策が必要となる。しかしながら、上記2),4)の方法では、一般用自転車規格から外れる可能性が高く、歩道走行が認められないケースが出てくる。
2.駐輪場施設
より多くの自転車を効率的に、また安全に出し入れできるように配慮されていると思われる。
しかし、買い物荷物・子供を乗せるなどの動作については、一旦駐輪台から出さなければならないため不便であり、また支える台が無くなるので自転車自身の安定性に頼るとこになる。
しかし、買い物荷物・子供を乗せるなどの動作については、一旦駐輪台から出さなければならないため不便であり、また支える台が無くなるので自転車自身の安定性に頼るとこになる。
3.独立型駐輪台
いろいろな形のものがあり、それぞれにおいて自転車が転倒しにくくなっている。 駐輪台の設置場所及び設置条件が比較的固定されていないため、転倒防止補助具としては最適と考えられる。
しかし駐輪場施設と同様に、一旦駐輪台から出さなければ買い物荷物・子供を乗せるといった動作ができない商品もある。
しかし駐輪場施設と同様に、一旦駐輪台から出さなければ買い物荷物・子供を乗せるといった動作ができない商品もある。
以上のような結果から、駐輪時における自転車自体の転倒防止性能及び転倒防止補助具を組み合わせることで、より高い安全性が得られると考えられる。 今回の製品は、買い物荷物・子供の乗せやすさ、下ろしやすさを考慮した駐輪台を提案するものである。
製品正面
製品側面
提案する商品は、すでに他社において製造販売されている製品に改良を加えたものである。製品の形がピラミッド型であるため低重心で安定性が高く、アンカーなどで固定する事でより安定する。さらに写真のようにストッパーを設けることにより自転車前輪の3 分の1 を挟み込む形となり、自転車付属のスタンドを使用しなくても自立させることができる。すなわち、駐輪時における転倒防止性能が格段に向上するのである。
4.使用例
26 インチスポーツ車の場合
5.自立性能のテスト
この実験においては、自社独自で行ったものである。
① 駐輪台にアンカー固定をしない。コンクリート土間に直置きにする。
② 使用する自転車は、一般用自転車の実用型及びスポーツ型の2 台を使用する。
③ 荷物として18 ℓ缶の未開封のものを使用。
① 駐輪台にアンカー固定をしない。コンクリート土間に直置きにする。
② 使用する自転車は、一般用自転車の実用型及びスポーツ型の2 台を使用する。
③ 荷物として18 ℓ缶の未開封のものを使用。
実用車の場合基本の形
スポーツ車の場合基本の形
テスト事例1
スタンドを外しても自立している
サイドスタンドは角度をつけることでより安定する
テスト事例2
スタンドを外した状態で、荷物を載せても自立している
この角度ではスタンドを外すことができない
テスト事例3
スタンドを外した状態で、荷物を前後に載せた場合でも自立できる
前輪と後輪が、同一線上にあれば自立できる
6.テスト評価
今回のテストにおいて、先に述べたように本駐輪台を使用することにより、転倒防止性能が向上することが立証されたと考えられる。すなわち、自転車の許容積載荷重量以内であれば、荷物や幼児の乗・下車といった動作に対して、転倒するという不安を和らげることができる。
7.チャリンコキャッチャーの寸法
1)置き型式の寸法
2)埋め込み型式の寸法